続もっけ
さて、もっけですが、2巻に収録されている「モクリコクリ」が一番好きだと
以前書きましたが、なんとなく理由が単行本24、25ページにあるような気がしてきました。
描いている本人は否定するかも知れないですが、このページの重要性は観測者がいない事
です。もっけのストーリーの多くは主人公の2人の視点であって、
「妖怪なんていない」「妄想」で済まされそうな物語が多い(自然に描かれているが故に)のですが、この2ページは人あらざる物だけが登場し、コミニュケーションを行っています。
故に観測者の妄想でもなんでもなく、それはあるということのページなのです。
他にこういうページってありましたっけ?
しどろんもどろん、落ち着きませんでした。